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内科|広島市西区|いのくち内科・呼吸器クリニック

体調不良の原因がわからないのでどの診療科を受診したらいいかわからない

内科では、発熱や頭痛、腹痛などの急性症状や、長引く咳や微熱、食欲低下などの慢性症状、糖尿病や高血圧などの生活習慣病まで、幅広く診療しています。

「なんだか体調が悪い」「体調不良の原因がわからないのでどの診療科を受診したらいいかわからない」という時には、まずは内科を受診してください。

こんな症状はございませんか?

  • 咳、鼻水、喉の痛み、発熱
  • 頭痛やめまい、立ちくらみ
  • 腹痛、下痢、便秘
  • 吐き気、胃のムカムカ、お腹のはり
  • 食欲がない、体重の減少
  • 健康診断で指摘を受けた など
内科の主な疾患

風邪

鼻や喉に外部からウイルスや細菌が入り込み、感染することで風邪をひきます。ウイルスや細菌が粘膜に感染するため、鼻水や鼻詰まり、喉の痛み、咳、痰、発熱などの症状が現れます。
風邪を引き起こすウイルスや細菌は多岐にわたり、年々その型も変異していきます。そのため、一度風邪にかかって体内に抗体ができたとしても、繰り返し感染してしまうのです。

治療
風邪の治療は「対症療法」がメインとなります。
発熱がある場合は解熱剤、喉の痛みには鎮痛剤を処方するなど、各症状を抑える治療を行います。
予防
手洗い、うがいをこまめに行い、ウイルスや細菌が体内に入らないように気をつけましょう。また、普段から十分な睡眠や適度な運動を行い体の免疫力を維持しておくことも、風邪予防に繋がります。

インフルエンザ

インフルエンザウイルスに感染することで発症します。空気中のウイルスは、空気が乾燥して寒い時期は長く生存することができるため、12月〜3月がインフルエンザの流行時期になります。また、この時期は年末年始で人の移動が多く、広範囲にインフルエンザウイルスが拡散されてしまうことも流行の原因となっています。
インフルエンザの主な症状は急な発熱(38〜40℃の高熱)、倦怠感、筋肉痛、関節痛などがあり、これらの症状がおおよそ5日程度続きます。

治療
抗インフルエンザ薬を使用した「薬物療法」と、各症状を抑える「対症療法」を行います。
薬物療法で使用する抗インフルエンザ薬は、発症後2日以内に服用しないと効果が現れにくくなるため、できるだけ早く医療機関を受診するようにしましょう。
予防
手洗い、うがいが基本となります。外出時にマスクを着用することも有効でしょう。
また、流行時期になる前にインフルエンザワクチンの接種を行っておくことも大切です。 予防接種料金表

生活習慣病

糖尿病や肥満症、脂質異常症(高脂血症)、高血圧症、メタボリックシンドロームなど、日常の生活習慣が原因で発症するこれらの病気をまとめて「生活習慣病」と言います。運動不足や乱れた食生活、喫煙、過度の飲酒、ストレスなどが積み重なることで、生活習慣病の発症リスクが高まります。生活習慣病を放置してしまうと、心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気を引き起こすこともあります。しかし、生活習慣病は初期の自覚症状があまり無いため、自分で気づくことは難しい病気でもあります。そのため、毎年の健康診断で異常がないか定期的にチェックすることが大切です。

糖尿病
インスリンという血糖を下げるホルモンが不足したり働きが悪くなることで、高血糖状態が続く病気です。糖尿病の主な症状としては、喉の渇き、水をたくさん飲んでしまう、トイレの回数が増える、体重の減少などがあります。糖尿病には、自己免疫力の低下やウイルス感染で発症する「1型糖尿病」と、遺伝的な体質や生活習慣、加齢などが原因で発症する「2型糖尿病」があります。日本人は遺伝的にインスリンの分泌が弱い人が多く、日本の糖尿病患者さんの約9割が2型糖尿病とされています。
肥満症
体に余分な脂肪がついている状態を肥満といい、BMIという数値で肥満度を表すことができます。 BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) BMIは22が標準とされています。BMIが25以上になり、肥満が原因で何らかの病気を合併していて減量が必要な状態を肥満症といいます。
脂質異常症(高脂血症)
血液中の悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が増えたり、善玉(HDL)コレステロールが減っている状態を脂質異常症(高脂血症)といいます。LDLは肝臓で作られたコレステロールを全身へと運ぶ役割があり、HDLは余ったコレステロールを回収する役割があります。LDLが多すぎたり、HDLが少ないと血中のコレステロール値が高くなり、余分な脂質が血管の壁にくっついて血管を硬く、狭くしてしまい、動脈硬化を発症する原因となります。
高血圧症
高血圧症とは、最高血圧(心臓が収縮して血液を送り出した時の血圧)が140mmHg以上、最低血圧(心臓が拡張した時の血圧)が90mmHg以上の状態が続く病気です。
塩辛いものをよく食べたり、過度の飲酒、喫煙、肥満、ストレスなどが原因になります。また、これらの生活習慣が原因ではなく、ホルモン分泌の異常や腎臓疾患、薬の副作用、睡眠時無呼吸症候群などが原因で発症する高血圧症もあります。
メタボリックシンドローム
上記で紹介した肥満症の一部に「メタボリックシンドローム」という病気があります。肥満とメタボリックシンドロームはよく混同されてしまいますが、それぞれの診断基準に違いがあります。 肥満症ではBMI値によって診断されますが、メタボリックシンドロームには4つの診断基準があります。
診断基準①:腹部肥満 ウエストサイズが男性85cm以上、女性90cm以上
診断基準②:中性脂肪値・HDLコレステロール値 中性脂肪値が150mg/dl以上
かつ・または
HDLコレステロール値が40mg/dl未満
診断基準③:血圧 最高血圧(心臓が収縮して血液を送り出した時の血圧)が140mmHg以上
かつ・または
最低血圧(心臓が拡張した時の血圧)が90mmHg以上
診断基準④:血糖値 空腹時の血糖値が110mg/dl以上